地瓦の凍て割れからの雨漏り

地瓦凍てからの雨漏り
地瓦凍てからの雨漏り

こちらは、昨年の現場の写真となります。
この現象は地瓦の裏側が凍て割れを起こし、埃堆積も相まって毛細管現象で瓦尻に細工してある水返しを超えて雨漏りした後です。

こちらの現場で学んだ事は、このタイプの雨漏りは流れ行き(屋根の縦方向の長さ)を軽く無視して来る事ですね。屋根の勾配も3寸5分ほどあったはずなんですが、それも無視して来ました。

ですから棟からの漏水と勘違いしがちになるので注意が必要です。

写真の様に漏水の始点が棟からで無いのは明らかですので山間部に居をお持ちの方は是非知っておいて下さい。

この雨漏りは掃除と瓦の交換で直ります。この屋根に全面コーキングしますと一次的に雨漏りはとまりますが、根本が直っていませんので再漏水しますのでその時には通気が取れていない状態ですから凍て割れは加速度的に進行致します。

ご注意下さいませ。😊