棟瓦を板金で覆う工法のご紹介

2018.07.07

棟瓦を板金で覆う工法のご紹介

この度の大阪北部地震と長雨にて依然として多くのお問合せを頂いております。速やかな御対応がなかなか適わず、御迷惑をお掛けしております。

今回ご紹介する工法は写真の棟瓦の板金工事です。雨漏りの原因が棟瓦に起因し尚且つ多種多様なご都合で多くの予算を屋根に掛けたく無い方やまた意匠を気にされない方や今後売却の予定を見越して今は現状の雨漏りを止めたい方への御要望に沿う工法となります。

棟板金の強度

2018年に上陸しました台風21号での飛散また今回の大阪地震での棟瓦の倒壊はありませんでした。限られた条件付きでは御座いますが選択肢の一つとして覚えて頂ければ幸いです。工事予算は棟瓦の積み替え工事の半分位となります。因みに安全な環境でDIYがお好きな器用な方なら御自分でも施工出来る工事の難易度となります。建材は全てお近くのホームセンターで揃います。

工事手順

施工前

① こちらは施工前の写真となります。予め予想される不陸などを見てどの位置に後述の杉板を取り付けるかなどの下見を致します。

施工前の写真となります。

杉板の取り付け

② 先ずは棟瓦に沿いまして杉板を引いていきます。杉板への緊結は18cmのビスで止付けています。棟瓦下の下地の板がバラ板の場合隙間を取っている場合が殆どですので、ビスが外れる事がありますがその際に配置を変えて再度打ち直します。また、瓦と杉板の間にシーリングをしますとさらに強度が増していきます。

施工途中の写真となります。

雨押え板金の取り付け

③ 杉板の緊結が終わりますと次に雨押えの板金を杉板に沿って板金ビスにて止め付けていきます。細かく止めればそれだけ強風に備えれますが瓦と瓦の感覚幅に打つだけで十分な強度を保持してくれます。

雨押え板金を止付けていきます

ガルバニウム鋼板平板の取り付け

④ 雨押え板金を棟瓦の両サイドに緊結し終わりましたら、今度はガルバニウム鋼板の平板を両サイドにこれまた、板金ビスで緊結していきます。その際写真の様に平板と平板との継ぎ目にプチル両面テープを仕込んでおきますと更に強度が増します。

完成!

⑤ これにて完成となりますが、瓦と雨押え板金との間に空間がありますのでその空間を生めない場合は風が入りましたら抜かさないといけませんから棟板金の両サイドはコーキングなどで塞がない方が飛散のリスクが下がりっますから安全です。

ありがとうございました!

完成写真となります。

こちらは私共の動画サイトのリンクとなります。

こちらの記事は屋根修理や雨漏り修理に必要な知識を7つに纏めさせて頂きました。お時間がございましたら是非ご活用ください!

2018.07.07

Posted by 鈴木 大輔