壁面クラック(ひび割れ)・目地劣化による雨漏り

屋根工房きのした壁面クラック・目地劣化による雨漏りの考察記事の内容です。
外壁面の雨漏りの王道です。

2011.12.26大阪府の壁面クラック

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この雨漏りの事象も大いに風圧が関与してきます。また壁面のどの位置に割れがあるかという事も関係致します。基礎廻りのクラックでしたらほぼ体感出来ませんし、壁面高位置にあるクラックでありましても開口部に雨水を運んでこれなければ発見が遅れがちとなります。必ずしもクラック直下が漏れるという事も無く筋交いを伝って始点と終点がズレている場合も御座います。

放置する時間が余り長過ぎますと内部構造材木やALCの場合は鉄骨の腐食が速やかに進んで参ります。

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ALCやサイディング目地の劣化。タイル目地の劣化も同様に雨漏りを引き起します。特に西面の日照時間の長い方面の劣化が躊躇で御座います。
最近この目地を開口部直上に取らないで雨漏りに配慮している新築物件も目立ってきています。

こちらの壁面クラックは2016.11.6京都府宇治市にて診断撮影させて頂きました。

壁面のひび割れ
壁面のクラックひび割れからの雨漏りです。改築部分との取り合いからクラックが発生。2016.9.25診断撮影させて頂きました。

2016.1.24大阪府の壁面雨漏り
2016.1.24に診断撮影させて頂きました。葺き替え時にモルタルで左官し直した西側壁面の乾燥が早くクラックを引き起して雨漏りしておりました。