サッシ下端からの雨漏り

サッシ下端からの雨漏り

こちらはサッシ下端からの雨漏りの考察記事となります。
各家庭で必ず存在します開口部のサッシ。アルミ製や木製で造作されておりますね。吐き出し窓の下端も頻繁に雨漏りを引き起こしている原因の一つでもあります。

吐きだし窓の方は高さが足りない事と(現在はベランダ土間から10㎝以上が規定されているようです)

窓枠のサッシは下端は単純に構造と防水処理が至らないケースが殆どです

サッシ下端からの雨漏り
サッシ下端からの雨漏り(吐き出し窓)

サッシ下端からの雨漏り

こちらの写真がサッシ廻りの下端の写真。この部位からの雨漏りの始点は壁面との取り合い部となります。アルミサッシの場合は殆どが左右壁面の取り合いからの浸水となり木製の場合はサッシ下端廻り全面からの雨漏りとなります。

サッシ下端からの雨漏り(木製)
サッシ下端からの雨漏り(木製)

軒天の有無や庇の有無。また方位にも漏水の頻度は左右され、同じ構造のサッシでも全方位からの雨漏りとなる場合は殆どありません。現在のアルミサッシは水抜きが施設してあり下端に停滞する雨水が抜けて行く仕組みとなっておりますので雨漏りの危険性は減ってきております。

改善方法は水抜きの施設や鋼板によるカバー。取り合い部のシーリング処理工事などで雨漏りは直ります。

サッシ下端からの雨漏り(アルミアングル)
サッシ下端からの雨漏り(アルミアングル)
サッシ下端からの雨漏り
サッシ下端からの雨漏り

こちらの吐き出し窓、アルミサッシ扉の下端も同様に停滞してくる雨水や、伝って来る雨水をシール及び水抜きで補えば大幅な改善工事を必要とせずに雨漏りを直す事は可能で御座います。☺