コロニアル棟包み修理と雨漏り

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コロニアル棟包みの修理と雨漏りの考察記事です。

CA3I0635

写真のコロニアルの棟包み。止めつけていたスクリュウ釘が無くなっております。

原因は、コロニアルの構造材木である杉貫き板とコロニアル本体との雨水の絶縁が無かった事。

それにより雨天には雨水の横走りによる杉貫き板への水の干渉。晴天時には乾燥を繰り返し収縮と膨張の繰り返しで釘が浮いて来ます。
また杉貫き板にとめつけている鉄釘の錆び劣化と貫き板自体が捻じれ出し加圧により鉄釘の緊結力も弱まります。
その後強風雨時に棟包み自体が上下に暴れてスクリュウ釘の落下。雨の侵入量も増大して雨漏りという考察で御座います。

修理方法は至って簡単。上記の考察の逆を辿って行けば良いのですが、
屋根面全面と相対した場合に著しく劣化が進んでいる面(主に北面)が発見された場合には、
全体的なメンテナンスが必要になってくる場合が御座います。

原因と過程と結果は常に考察し続けませんと、最善の御提案を届ける事ができません。 🙂