ケラバ棟違いからの雨漏り
こちらはケラバ棟違いからの雨漏りの考察記事となります。

頻繁に起こりえるこの箇所からの雨漏り。上記の写真は水切り板金の代わりとしまして漆喰を塗っております。本来漆喰の防水機能は厚みを取れれば機能致しますが、渕ですね。この際廻りは殆ど防水性が御座いません。
上記写真の様に陸棟際は殆ど無防水ですので雨漏り致しておりました。
同じ様なケースで加えて解体してみた場合の写真がこちらとなります。

袖瓦の垂れから流れ込んでくる水を地瓦が受け切れていない場合も多々御座います。
こちらの写真の様に陸棟の出面等水流を加味して、慎重に施工すれば全く問題の無い屋根に再生出来ます。


こちらの本掛けの棟違いはもう少し銅板水切りの幅が必要ですね。

こちらは塩焼き瓦の棟違い雨漏りです。アンテナ余剰水流派生の雨漏りと複合しております。2016.10.1診断撮影させて頂きました。
ここからの雨漏りも廻り部分を解体して下地の構成を変えますと大きな予算を必要としませんのでご安心下さいませ。😊