陸棟追い当て不備による雨漏り

こちらは瓦屋根陸棟追い当て不備による雨漏りの考察記事となります。

陸棟追い当て不備雨漏り

陸棟追い当て不備雨漏り

写真は陸棟の瓦を剥離した時にあらわになります。瓦屋根の追い当ての箇所で御座います。。御覧の様に継手の頂上の間隔が広いのを確認出来ますね。

この様な施工の原因の一つとして1970万国博覧会当時は建売り住宅の建築ブームでしたので、施工精度よりも施工数が重要視されていた時代背景もあり、その際の少々荒い施工が時を経て雨漏りする場合が御座います。

棟の面土や内部から干渉してきた雨水は水の通る道筋をつける為に少々時間が掛かります。いきなり漏れる事は稀でして棟内部の土、特に粘度質の部分を削り落としながら最終的にこの追い当てに到達致します。

現在は葺き土の代わりになんばん漆喰を使用しております防水性は高まったからと申しましても大胆な追い当ての施工は避けた方が賢明です。この部位は風化してきた際の最終止水場所として認識しなければなりませんね。

大阪府の陸棟追い当て不備雨漏り

大阪府の陸棟追い当て不備雨漏り

もちろん充分修理可能で御座いますのでご安心下さませ。😊

この記事を書いた人

【鈴木 大輔・広子】

【鈴木 大輔・広子】

皆様こんにちは。ご訪問ありがとう御座います。
【屋根工房きのした】親方の鈴木大輔です。

このホームページの記事は2011年から全て私達現場の職人達で綴って参りました。殆ど何も情報が無い時代から、皆様から頂く御信頼と共に沢山の実例と気付きに支えられ様々な雨漏りを【必ず直す】という個人的な意志を全うさせて頂きました。ご迷惑をお掛けした事もございましたが本当にありがとう御座いました。

このHPではビル・工場・一般家屋を含めました雨漏りの事例や対処方法を86記事、技術考察記事を45記事程明記しておりますので御入用でしたら是非お役立てください。その中にはDIYで直せる雨漏りも混在していますが御自分でなさる際には安全には充分にお気を付け下さいませ。

引き続きまして今後共、何卒よろしくお願い申し上げます。
【全ては神様と皆様のおかげです】since 1999.10.3