2011年08月26日
屋根漆喰工事詳細・茨木市T様宅
漆喰工事詳細を御案内
御閲覧頂き有難う御座います。
このページでは、茨木市T様の漆喰工事のご依頼を元に
漆喰工事の御説明と御案内をさせて頂きます。
先ずは施工前
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棟漆喰箇所に黒カビ・苔・若しくは大気中の埃が熨斗垂れや返り雨にて面土に付着しておりますので、完全に雨を吐けていないものと見立てました。
すぐに雨漏りの原因にはなりませんが、熨斗勾配は、日を追うごとにダメージが蓄積され、本来の機能を失うのも、時間の問題であると判断いたしまして、漆喰の再工事を御提案させて頂きました。
常に濡れている棟内部の土は耐震性にも悪影響を及ぼします。
ただ古い漆喰を撤去するだけでなく雨が当たらず熨斗瓦一段目チリ奥より出ない様に、
新しい漆喰の塗りしろを考慮した下地調整を施します。
新しい漆喰を塗ります。
この調整がキッチリ出来ていないと、どんな漆喰を塗ろうと熨斗垂れから、また返り雨を吐けず全く漆喰を塗る意味がありません。ここは建材の強度云々ではなく調整そのものが、漆喰の寿命を決める肝心要の所で御座います。
この部位は、他の漆喰部位より一番早く劣化する問題もあり雨仕舞いが一番肝心となりますので
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漆喰を一切使わないこのような合端仕上げ、若しくシリコン処理をお勧め致します。