(屋根上)猫の尿害と亜鉛鉄板の腐食と
写真のパラペット枕樋の穴開きの原因、
水上と、水下と、2点のみに分布しております。
瓦は同流れ行きですので、落下水流摩耗とは少し様子が違います。
水上は、取り合い素丸の葺き土が多すぎて削られた土が枕樋水上に堆積し、水下は上記に加えて雨中に混じる不純物の堆積。
ココから、近所の野良猫が排尿し、ピンポイントで酸性雨などもろともしない程の高純度の尿酸が穴を開けたという診断内容になります。現実に残っていた堆積物からいくらかの獣の体毛を確認致しました。(先輩の板金師の方に昔教えて頂いた考察です。錺工師と言わないと機嫌が悪くなる様な気もしますが、まぁ・・良いでしょう 笑)
この猫が枕樋等に排尿した場合に、最短6か月でトタンがやられた実績も残っております。昔、脱獄を得意とする囚人の方が、御味噌汁の塩分と酸で、鉄格子を壊した例と同じで御座います。
自然災害とも言い難く、害獣と決めつける訳にも参りませんが、
排尿した主が現存しなければ、漏水を引き起す自然現象は起こらないと思います。・・が、・・・
こればっかりは、相手が獣ですから、都度御対応せざる得ないというジレンマも同時に派生致します。
アスファルトに覆われた町、地熱の上昇もさることながら、猫のトイレも少なくなってきているという事実。
まぁ・・エコとは程遠い現実も垣間見る事も御座います。
エコと言いながら使える屋根材をブン投げて・・・まぁ いいや。
時代は、エコなんですから。
個人的には、エコという金儲けの大義が、何となく生まれたに過ぎないと認識しております。
エコでもなんでもかまいませんが、私は施主さんの財産を守る為にトコトン屋根診断するしか御座いません。
それこそ本当のエコの為にエゴを張るしか御座いません。!!(笑)
工事もしなきゃ・・。
工事もしなきゃ?・・はいもう一度!!
まっこと!!させていただきます!!