2014年08月29日

長屋切り離し新築・増改築時の(捨て谷の有用性)

CA3I0429

何時も被害者はお隣りさん。なんだか、キナ臭い事言って申し訳御座いません。とはいえ事実は事実ですので御一読下さい。

長屋切り離し時の新築工事、増改築建て増しの折には、充分注意が必要で御座います。

写真の屋根はお隣りさんが建て増した折に壁からの水流と本来の屋根の水流が合わさって過剰水流が発生し、漏れなかった屋根が幾年か後に漏れ出した屋根でございます。
過剰水流が何を運んでくるかと申し上げますと埃で御座います。成分云々今回は割愛しましてこの埃が毛細管・吸い上げを引き起して参ります。特に水下が躊躇にやられます。

切り離される家屋にお住いの方が水切りや、左右袖や地瓦の固定を頂き
一切ご迷惑をお掛け致しませんと御挨拶頂いた場合には、このような質問も併せてみてください。

本来無かった壁が出来るという事は吹き降りの時壁から余剰水量と過剰な埃の堆積が考えられます。
当家の屋根瓦は勾配にも助けられて、例え水返しの無い瓦であったとしても、吸い上げが起こらず・・一部吸い上げが確認出来るとしても、二次防水の葺き土が漏水を抑えその機能を維持しております。
御社が手掛けた工事の後、この余剰水流に対応する処置はいか様になるのでしょうか?と・・・

大抵は、こんなややこしい事言わないで、・・

良いですよ!・・お互い様ですからね!と快諾する御施主さんが殆どなのではないでしょうか?

私が言える事は、別に水流を読んで吸い上げに対する施工をしてあげればいいのに・・とまでは言いませんが、せめて捨て谷位は手を伸ばしてあげてほしいと思うのです。

捨て谷が要る部位は、過度の割り損ない以外最初は排水しておりますが、壁からの余剰水流と埃の堆積によって、他の部位よりも毛細管の促進が促されるという事で御座います。

 

この様なケースの場合はしっかり雨漏りしない対策を取って欲しい物です。後々住まう方の御近所の縁も考慮に入れて欲しいと思います。