緩勾配コロニアル唐草巻き込みからの雨漏り

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緩勾配コロニアル唐草巻き込みからの雨漏りの考察記事です。

緩勾配コロニアル唐草巻き込みからの雨漏り?少し解り難いので写真を御覧下さい。

CA3I0145

写真は1寸5分の緩勾配の屋根です。薄型化粧スレート(コロニアルが施工されております。)
完全な不適合建材使用型雨漏りの形態でありましたが漏水箇所は、溝谷際の鼻先と判明致しました。

この屋根はパラペットですから他にも溝のピンホールや笠釘等も原因の一つでしたが、散水の結果やはり軒唐草が雨水を巻き込んでいる屋根と判明致しました。

軒唐草に対してのコロニアルの出寸法が足りず簡単に雨水を巻き込みその後毛細管現象で野地板に雨水を誘導している形となったわけですが、もしこれがパラペット屋根では無く軒が付随している屋根の場合発見が遅れて軒折れの可能性も孕んで参ります。

例え流れ行きが短くとも適合建材の選択は屋根屋の使命と言えるでしょう。 🙂