2014年12月02日

トタン屋根劣化雨漏り

トタン屋根劣化からの雨漏りについての考察記事です。

トタン(鉄板に亜鉛メッキを掛けて塗装した鋼板)亜鉛の腐食で鉄板を守る建材の事で、色々な厚み形状に加工されて屋根材として使用されています。メッキの掛け方と立地や方位でかなり耐久に差が出てきますが耐用年数は0.35mm無塗装で約40年位でしょうか。
厚みが増せば更に高耐久となります。

2011.11.23大阪府芯木有瓦棒屋根2012.1.28兵庫県の小波トタン屋根

汎用性の高いトタン屋根の劣化の特徴は

①凹凸の凹の部位の劣化が早い事
②ハサミを入れた箇所はメッキの保護が無い為鉄板の錆びの進行が速い事
③熱膨張で歪から裂傷も生まれる可能性がある事
④傘釘廻りもやはり②と同様鉄板が雨に喰われ易い事
⑤基本緩勾配に使用致しますから軒鼻唐草切り口の劣化が早い事

上記の様な理由で雨漏りします。主に風害で飛散等無ければ実績を残した良建材で御座います。
改善方法はガルバニウム鋼板への変更が現在は主流で御座います。

ガルバニウム鋼板(アルミと亜鉛の混合メッキ鋼板)でアルミの保護を受け劣化しにくい
遮熱塗装の無い時代のガルバニウムで25年無塗装の実績を現在残しております。

④の緩勾配に使用しているという事による弊害を共にしますので塗装のメンテナンスが危険な場合、また劣化が著しい場合は張り替えをお勧め致します。施工時は雨水の這い上がりに注意致します。

2016.1.25大阪府のトタン小波
2016.1.25大阪府にて撮影させて頂きました。