築70年のお家と蓑虫と屋根瓦職人
今日は以前にご依頼を頂いていた、大阪府吹田市の壁の雨漏りの補修に行ってまいりました。壁からの雨漏りといいましても、トイレの水道官が破裂しまして既に水道屋さんが修理済み。私は,破損致しました壁の補修を頼まれた次第です。
よい感じに右に傾いております。築70年前後。施主様が網戸も何とかしてほしいとの希望でしたので窓から↓は杉板、窓から上は漆喰左官少しでもまっすぐ見せたいので窓枠は得意の自作網戸で提案しました。窓の上場まで廻り淵をかませたらなんとか 真っ直ぐ見えるんじゃないかと画策とりあえず窓より上の壁漆喰全取り。下塗りがよく密着するように、荒壁にきずをいれます
右に見える縦樋のかいしょがありません。とにかくよく湿気ている裏庭。施主様は好きなように直してくれて良いということでしたので漆喰一層目は、ナシメで行かないで骨材がチョット荒いですけど、しゃぶくした防水南蛮で密着と防水性は屋根材ですので優秀です。そんな感じで 今日の施工後
少しは真っ直ぐ見えるでしょうか?杉板下場は自作鋼鈑水切り、杉板上場は廻り淵と水切りのハイブリット。屋根屋ですので、とにかく水のことは頭から離れません 😆 明日は多分仕上がるでしょう。
おまけ
今はめったに見ない蓑虫ですね。
昔は、どこにでもいたんですが。土葺き瓦職人と蓑虫。笑えない共通点を感じます 😆 。