2013年10月10日
涼しく無くとも・熱くない家
本日は、何時もお世話になっております大工棟梁の現場の葺き替え工事に参上しておりました。
施主さんは、バリバリの左官屋さんの家。築40年のモルタル木造の家屋のリフォームのお手伝いです。
左官屋さん曰く、家は熱いんや。。 以上(笑)
今回男前の大工棟梁の取った工法は、屋根は杉板。トントンの上にまた杉板・杉コロで屋根全面換気は維持したままで瓦からの熱伝導率を下げます。妻側に天井換気を2基設けて更に換気、天井裏に断熱材を引いて冬場の熱は逃がさずに夏場の熱は遮断し、西側等日照時間の長い壁面は内壁に断熱材を仕込んで聚楽壁、さらに遮熱塗装を施して戦うつもりであります。
立地がアスファルトの地面ですので昨今の猛暑にはうつむかざる得ない現場ですが、
必ず、涼しくなくとも・熱くない家にリフォームされると私は思います。
来年の夏が楽しみ・楽しみ 😆
因みにこの屋根は晒し葺き左袖立ち上げもくそ関係あるか!おんどりゃ土葺き軒際以外雨が廻っている所は40年経過しても御座いませんでした。
今回の左官屋さん・・人が良く気さくに誰とでもお話しします。(時に長いと感じる時も御座います 😆 )
一生に一回の大々的なリフォームです。長年の夢です・・・。私に出来る事は必ず残します。