お盆休みと面土漆喰と

お盆休みになって徐々に元気が戻ってきている様な気がする本日。
帰省中になんとか屋根を診て欲しいという御要望にお応えしておりました。

主に写真の七寸丸の面土漆喰の剥離が躊躇な屋根で御座います。
築32年位の棟
蛇行も無く・振れも無く・雨漏りも無く・銅線の脆弱化も無く
竣工当時の状態を維持したままで御座います。

何故か?
水流の派生する部位に漆喰が位置していた事はよろしくはないのですが簡単に剥離してくれた事により内部の土に悪影響を与えなかった事が要因となります。

簡単に剥離してくれなかった場合は
蛇行して・振れも発生し・雨漏りの危険性もあがり・銅線も常に湿った土の強酸・電蝕で脆弱化が進み・凍ての発生と共に耐震力も削がれ・・・瓦は重いからダメ・・・

お金の掛かる方向へと、真逆の方向へと進んで参ります。

外部要因・内部要因問わずして
面土漆喰の場合は

雨が廻るから面土漆喰が剥離するのでありまして
面戸漆喰が剥離するから雨が廻るのでは御座いません。

(※外部要因の場合は殆どが塗厚が足りておりません。)

ですので、この屋根の場合は
亜鉛釘膨張で割れた瓦の補修と
剥離して樋に溜まった漆喰の掃除を優先していただき

棟漆喰の塗り直しは全然慌ててしなくても大丈夫なので御座います。

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

【鈴木 大輔・広子】

【鈴木 大輔・広子】

皆様こんにちは。ご訪問ありがとう御座います。
【屋根工房きのした】親方の鈴木大輔です。

このホームページの記事は2011年から全て私達現場の職人達で綴って参りました。雨漏り修理といえど殆ど何も情報が無い時代から皆様から頂く御信頼と共に沢山の実例と気付きに支えられ【必ず直す】という個人的な意志を全うさせて頂きました。ご迷惑をお掛けした事もございましたが本当にありがとう御座いました。

一般家屋を中心としビル・工場を含めた雨漏りの事例や対処方法を86記事、技術考察記事を45記事程明記しておりますので御入用でしたら是非お役立てください。その中にはDIYで直せる雨漏りも混在していますが御自分でなさる際には安全には充分にお気を付け下さいませ。

引き続きまして今後共、何卒よろしくお願い申し上げます。
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