瓦の寿命と屋根の寿命は必ずしも一致しません

CA3I0658本日診させて頂いた屋根

燻瓦56面取り勾配2.8寸の屋根です。この屋根で必要なのは、亜鉛釘の撤去改善と亜鉛メッキ鋼板谷の取り替えと垂れ流し軒鼻の樋新調と谷尻の仕舞い捨て板と凍てに持って行かれた全体の約3パーセントの瓦の交換で事足ります。時折勘違いされている方もおられると思いますが、(勘違いさせられる方もおられるとおもいますが)瓦の寿命と屋根の寿命は殆ど一致しません。瓦の寿命より副資材の寿命(土、釘、桟木、漆喰、銅線、)などなどの方が早く結露を始点として劣化致します。故にこれらを現在の副資材にて補強してあげればまだまだ使える屋根になるケースが殆どです。今回の場合日照の短い北面の屋根ですら3パーセントの凍て。因みにまだ43年の瓦屋根です。43年こちらの立地で凍てや凍みに打ち勝ってきた残り97%の瓦は交換の必要性が全くありません。震災にも小屋組と共に打ち勝った屋根です。

 

これらを踏まえて施工者である私はこれら副資材を有効活用し、水流には一切の干渉を許さずにメンテナンスする事を心掛けております。そこから生まれる絶大な費用対効果が保障であり、安心であると私は考えます。

この記事を書いた人

【鈴木 大輔・広子】

【鈴木 大輔・広子】

皆様こんにちは。ご訪問ありがとう御座います。
【屋根工房きのした】親方の鈴木大輔です。

このホームページの記事は2011年から全て私達現場の職人達で綴って参りました。殆ど何も情報が無い時代から、皆様から頂く御信頼と共に沢山の実例と気付きに支えられ様々な雨漏りを【必ず直す】という個人的な意志を全うさせて頂きました。ご迷惑をお掛けした事もございましたが本当にありがとう御座いました。

このHPではビル・工場・一般家屋を含めました雨漏りの事例や対処方法を86記事、技術考察記事を45記事程明記しておりますので御入用でしたら是非お役立てください。その中にはDIYで直せる雨漏りも混在していますが御自分でなさる際には安全には充分にお気を付け下さいませ。

引き続きまして今後共、何卒よろしくお願い申し上げます。
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