2020年12月05日
忘却の愛花(冬にしか咲かない花)
あれだけは忘れない
果てがなく悔しくて
自分の色が視えぬ闇
泥は重く重なり続ける
あの人は僕を見て願うだろう
早く忘れさせてやってほしいと
ぼくは今
あれだけの悔しさはない
流れ行く泥から
自分の色がその顔を出し始め
同時に
あの人の顔も声も薄らいでいく
だから
僕は誰かを想う時
ぼくを忘れることを
あの人の様に願っていくだろう
貴方に在る
悔しさ辛さを忘れる事が叶うのなら
自分は居なくていい
本当にその様に願っている
僕の願いは愛なのです
僕が同時に消える事は恐れません
愛は何時も貴方と共に在るのですから
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インターネットの世界観では
忘れ去られて行くという事は一見しましたら寂しい事かもしれません。
でも、僕は物事は一面だけで出来ていないと心底おもっています。
(神は乗り越えられない試練は与えない)と仰いました。
試練とは
おそらく人に面で視れたのなら次は立体で視れる様にと願い届けて頂く神様の愛だと思います。
またそれは、独りだけではなくて、大勢だけではなくて
神が共に居られるなら、愛が共に居られるから
乗り越えられると
捉える事も出来ると思います。
これも冬にしか咲かない花で御座いますね。m(__)m。
