2013年01月12日

鮟鱇(あんこう)祭りツアー(銅樋)

本日の現場も岸和田市です。

何時も一緒に仕事している板金師の親方と休憩時間に御近所に鮟鱇見物ツアー(ガイド付き)を決行致しました。

ガイドは当然板金師の親方(親戚で御座います。) 😆

←の鮟鱇は獅子頭とか(象鼻)とか言われる鮟鱇です。

力強さ満載の正に帆船の船首象みたいでした。

親方作。すばらしい。

 

 

こちらは呼び樋は竹、厚み出し鮟鱇で縦樋金具は裏側にあります。

特に竹の打ちだしが美しかったです。

親方作。

 

 

 

 

 

こちらは這い樋から縦樋、鮟鱇まで、最早原型が無い位 鯉で埋め尽くされておりました。

鯉祭り状態。投げ板も、海に、宝船、

こちらは京都の職人さん作。

 

 

 

 

 

最後に共にツアーした親方でも絶対出来ないという同業者から名人と謳われた鮟鱇。銀杏面厚み出し振り鮟鱇・・・(ぎんなんめんあつみだしふりあんこう)名人と謳う方は沢山拝見いたしますが、同業の方から名人と謳われるにはそれなりの理由があります。(要するに目の前で作業されても盗めません。)

とりあえず、鮟鱇に銀杏面を入れる事だけでも大変なのに、曲率の違う裏表を合わせて厚みを出した鮟鱇(二重底)銀杏面は、溶接しておりません。全て一枚物。打ちだした後すら見えない。

 

この名人と言われた方の作風は、優しく、派手でなく、緻密極まりない仕事と言う印象でした。(御存命でしたら御年100歳位)

優しく、派手でなく、緻密極まり無い。真似できるかなあ・・・

これって最早動植物を人間の手で一から作るという事と同義語なんですよね。(無理でも目指したいと思う一日に感謝、せめて心意気だけでも)

銅鮟鱇の修理もお受け致します。(既製品でも御請け致します。)といいますか親戚の板金師の親方を御紹介という形になります。現在平成の絶滅危惧種です。 😛