2012年01月29日

大阪府高槻市瓦屋根修理診断(青緑瓦 陸棟からの経年による熨斗瓦水平化など)

御閲覧感謝致します。

本日は、大阪府高槻市にて青緑瓦切妻の屋根修理診断をさせて頂きました。昨年の夏頃から瓦が落ちてきたとの御報告を頂きまして、屋根診断をさせて頂きました。

先ずはこちらの写真。軒先のモルタル劣化及び落下と万十軒先瓦の落下です。

 

 

 

 

 

 

 

またこちらは屋根の上からの写真

 

 

 

 

 

 

 

そしてもう一枚、無緊結の軒先万十瓦です。釘穴から葺き土だけが飛び出しております。

 

 

 

 

 

 

 

最後に陸棟からの漏水の写真。写真の葺き土の左横、白い部分が水道(みずみち)です。

 

 

 

 

 

 

 

 

では、今回の診断内容ですが、まずはじめに陸棟からの経年による熨斗瓦水平化、若しくは、最初から熨斗瓦の勾配不備による漏水がスタートとなります。この時点ですでに御施主様は,普通お部屋内部に雨漏りを確認できるのですが、上記写真の様に、土止めの桟木はおろか軒先の桟木すら打っておりません。簡単に言いますと、屋根下地材、ビニールのトントンの上に土を盛り、瓦を葺いておりますので、このビニールのトントンには漏水箇所に於いて穴が開いておりません。桟木を打ちますと穴は開きます。また下地材木の膨張収縮によるトントンの損傷もこの箇所限定で御座いますが、穴あきに結びつかなかったものと思われます。

しかしながら陸棟からの漏水は明らかですので侵入した雨水は昔の木造モルタルの構造上、軒鼻部、今回損傷しております所に集中してたまります。結果、軒天モルタルの落下が先に起こり、モルタル雀口との接着のみが頼りでした万十軒先瓦も、同時に落下というのが、今回の私の見立てと相成ります。強風時の風害も考慮致しましたが、落下範囲が狭いために今回は、外して考えております。

瓦自体は、立地に恵まれて、凍て割れ、塩害、等目視出来ませんので、まだまだ御使用出来るものと思われますが、一部等外品の釉薬瓦も交じっておりますので、そちらは交換にて対処出来るものと思われます。?躯体の負担等考慮し、現在の瓦を使っての乾式による葺き直しが、現在最善の御提案になるものと考えております。

此の度は、当店に瓦屋根修理診断 当店をご信頼いただきさっそくの雨漏り修理の御依頼、まことにありがとう御座いました!