2011年12月30日

土盛り八年葺き十年 屋根瓦職人

タイトルの意味ですが、

昔私が、この世界にお邪魔させて頂きましたときの先輩職人さん達から頂きました言葉です。

当時は土葺き工法が主流でしたので、土の上げ手、運び手、盛り手、葺き手と分担作業でした。

左から順に出世していくわけですが、盛り手になって葺き手になるまで十八年掛かるという計算になります。

それ位人様の屋根を触るということは、職人仲間からも認められ尚且つ十分な経験が必要とされる魅力的な職業でした。

職人になれば日当も跳ね上がりますし、一日も早く仕事を覚えたく日夜パクリと勉強にいそしんだもので御座います。

私は、教えられなくてもパクリ倒しますので、私が見ていない時に地割する、い地割な職人さんとも出会いました。(笑)

現在は、地震以降・乾式工法にシフトされ、その折沢山の屋根屋さんが関西に誕生いたしましたが・・

まあ沢山屋根屋さんがいるので御座います・・

インターネットを介して全国の職人さんの技術を排覧させて頂いておりますが、

やはり、すごいなあ・・うまいなあ・・と感嘆する屋根屋さんは私より年上で尚且つ土葺き経験のある職人さんです。年下の職人さんかもしれませんが・・

一般の御施主様は多分屋根は全て同じに見えるかもしれませんが、全く違うのでございます。

何故なら、目の肥えた、上げ手・運び手・盛り手から信頼を得て葺き手になるのですから、その努力は並大抵ではございません。またこれら自分含めて店の利益と4人の日当をはじき出すスピードも必要でした。私の師匠は昼食のあとの休憩は十分しかとりませんでした・・・ :cry:この師匠がいない時は結構のんびり出来たのですが 😆

リンク等張りますと大変御迷惑となりますので今回は差し控え、機会があればということで・・ 😆

とはいえ、私の考察記事等は、ネット社会のパクリ記事ではなく、オリジナル記事ですので誤解なきようお願い申し上げます。 😆