2018年03月25日

奈良県生駒市へ雨漏り修理調査にお伺いしました。


桜が咲き始めましたね。女性が冠りをつけて木の傍に立ってこっちを見ているみたいな桜という漢字
そんな感じ。(^^;)

本日は奈良県生駒市にお伺いして雨漏り調査を致しました。
写真は雨漏り箇所のタイルの壁面です。薄っすらと雨染みが付いています。
早速外部調査に屋根にのぼります。
今回の雨漏りの原因は以下に御説明する4点が主な原因となります。


緑の丸で囲っている箇所が雨水の侵入口です。
壁面には大きなクラック。クラックと申しましてもこれは目地ですからここが割れても他の大きなモルタル部分が割れない様にする配慮です。
あえてここが割れてもいい様な配慮ですね。
高速道路の継ぎ目とか用途は色々多岐に渡りこういった配慮がされいます。

もう一つは台輪廻りの漆喰の塗布が原因です。
下側の緑丸の箇所です。
この箇所は暴風雨時に壁の水量と屋根の水量が合算される為瓦の下にも二重に防水処理をしています。
本来ならこの様な漆喰は必要ありません。。
茶色の水切り板も短く雨が通る道筋も狭い事と二重に防水処理されていませんので
この箇所は板金で大きく隣の列に被せましたら費用の節約にもなり
雨漏りは確実に止まります。この壁面の雨量位でしたら大丈夫です。

二階屋根にもあがります。
(^^;)

写真は隅棟瓦といいます。
この隅棟は棟瓦内部に入ってくる雨が斜めに継続して走りますので
シリコンで崩壊強度を上げる前に損傷の方が先に起こります。
入水量と排水量のバランスが著しく崩れますので強度維持より先立って雨漏りする危険性の方が遥かに増します。
この箇所は一度解体して積み直さなけばなりません。
(^^;)

最後の雨漏り原因は銅製谷樋の穴開きです。
写真の赤丸で囲ってある箇所です。

この箇所は緑青といいます銅特有の錆が長年、雨中に混在する不純物による摩耗を受けて穴が開く現象です。
酸性雨が原因ではありません。
それと一度摩耗を受けて薄く成りますと金属特有の熱膨張と伸縮を受け更に劣化が促進されます。
ですのでこの谷樋は交換が必要で御座います。
誤解されてる方も多くおられますが水流の集約が無い箇所の銅板は、厚みによりますけど瓦同様の強度を持っています。
酸性雨より沿岸部の塩害の方が怖い。
(^^;)

最後は余談ですが

壁面の目地が無い場合、写真の様な縦筋が付くケースがあります。
これは今日、先輩職人の方に教えて頂いた事なんですが
下地がラスカットという証明になります。
個人的に凄く納得して嬉しかったので記事に付随させて頂きました。
(^^;)

この度は私共に御信頼をお寄せ下さいましてありがとう御座いました。!!
これからも診断精度を限り無く上げて参ります。
そしてこれからも気付いた事は全て公開していきますね。

(^^;)