2017年04月17日

スレート大波の修理診断(和歌山県加太)塗装?

和歌山県加太にてスレート大波の修理診断にお伺い致しました。

沿岸部から少し離れておりまして山間部の立地です。海風の影響無く40年塩害はありません。屋根勾配は2寸5分。

写真の錆びたアングルはケラバの風害を防止する役目が御座います。少し錆びておりますがその厚み故機能を維持しております。

こちらのスレートのメンテナンス方法で塗装しても良いかどうか?以前お世話になりました施主様からのご質問でありました。

私の答えは、止めておいた方が良いとお答えさせて頂きました。

その理由となる前例を挙げます。

こちらは塗装して6か月で雨漏りしたスレート大波の屋根で御座います。スレートの継ぎ目をシーリングして塞ぎ、熱膨張で剥離したピンフォールや裂傷から雨が侵入し、もうどうしようも無く成ってしまっておりました。

この建材は水返しが無く建材の重ね目に溜っている埃を簡単には清掃出来ません。厚み9mmで葺き直せる程の強度も残っていません。尚且つ屋根勾配が2寸を切っており、毛細管による雨水の吸い上げが頻繁に起こります。ここが肝。

ですので埃が雨を呼んでいるた場合、葺き替えか鋼板カバーしか打つ手がないからです。例え縁切りを徹底しても雨漏りの改善は図れない。こういった理由によります。

今回の物件は40年経ってしまっておりますので鋼板による葺き替えか、もしくはカバー工法をお勧めさせて頂きました。

この度も当店に御信頼をお寄せ頂きまして

誠にありがとう御座いました!

(`・ω・´)ゞ