2016年04月09日

どうかお気楽に

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本日も雨漏り診断をさせて頂いておりました。
写真の棟は隅棟です。雨の走り方は陸と違いますので
写真の段差部分にて面土が少々えぐられております。

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写真でお分かりの様に水返しが機能しております。
一昨日の雨でも葺き土が濡れていません。ルーフィングが破れているその左横に水道があります。

ですので、ルーフィングが破れて・・
漆喰を塗ったら・・・
葺き替えたら・・

では無くて、棟の積み直しです。35年水返しの利いている大阪南部。土量充分、土葺き二次防水有、燻瓦
早速御依頼を頂きましたので応急処置をさせて頂きました。
私の説明が間に合って本当に良かったです。

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今後建て替える際には、耐力壁を取り、屋根は軽量化を図るとおっしゃっておりました。
この立地でしたら屋根勾配は4寸あれば安泰です。とだけお伝え致しました。

そして淀川向こうの御近所へ・・
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葺き土の砂状化で蜂が巣をつくっています。
蟻の場合はもっと砂出てます。
熊蜂なども広小舞の柔らかい所を好んで穴を開けたりしますね。
御提案は棟の積み替えとなります。

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最後に袖垂れがモルタルにめり込んでいるケラバ雨漏りの応急処置をさせて頂いおりました。

本日、御依頼を頂いた御施主さんは未来を読める訳ではありませんから御家庭の事情で途中キャンセルして頂いても全然大丈夫で御座います。
どうかお気楽に・・。

私は、何故そうなったのかだけ真摯に聞いて頂けるだけでも冥利に尽きております。
例えば
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シリコンを塗り過ぎ、また高密着力故、古い燻瓦がシリコンの熱膨張に追随出来ずに少し割れているとか・・。
凍て割れではありません。
ですので、プライマーは時に害悪になる箇所も瓦屋根問わずあるかもしれないなど。
プライマー塗る位なら厚みを取って膨張剥離した後の下層は維持させるとか

こんなこと考えているだけで幸せなので御座います。
でも、出来るだけキャンセルしないで下さい。 笑