2015年06月23日

築440年と目地積みと 雨漏りと(考察)

CA3I0189

本日も雨漏り修理に従事させて頂いておりました。
築440年のお寺さんですが実際は230年位みたいです。
火事で燃えた経緯があるので微妙ですが瓦は440年経過の物と230年経過の物が混じっております。

敷地廻りの全てがお寺さんで全部目地積みでしたので
目地入れて棟を御直しさせて頂いておりました。

そこで

何で目地積みが生まれたのか・・?
時分なりに考えた結果

とにかくこの年代の熨斗瓦(ここは多分440年物)生成技術は荒く
あっちに反ったりこっちに捻じれたりで
なかなかの塩梅

当時最先端の手作り、また手さぐりで生成された建材に
なんの文句も御座いませんが、

これをベタで積んだ時の当時の職人さんのイライラ感は容易に想像できます。

そこで目地を入れてせめて頭を通せば綺麗に映るのではないかと
先人が考えて普及していったのではないかと考えておりました。

もちろん通気乾燥の速度も上がり
シーリングなど無い時代に凍てを生み出さない考察も伺えます。

まぁ・・でも230年~440年ですね
簡単な数字では御座いますが
自然環境にここまで耐える建材も珍しいですね (笑)

CA3I0198

毎年恒例のバルタン君がもうすぐやってきます。
すぐにいなくなってしまう生き物です。
私も生きている間はあまり煩わしく無い程度に鳴いてみようかと思いますが・・

皆それぞれ自分が正しいと思う道をたった一人でも行くまでですな。
大きな時間軸の流れから考えますと例えバルタン君と同じ運命だったとしてもです。(笑)