2015年05月30日

谷漆喰の改善

CA3I0081

本日は谷漆喰の改善工事をさせて頂いておりました。
谷瓦には垂れがありませんので、その流れ行き次第では雨水の侵入量
また基本的に凹部故、日照時間が少ないので雨水の停滞量も他の部位とは格段に違います。

ですので

ここに雀除け云々を置くならば上記の考察と共に置かなければ
非常にどうでも良い施工となってしまいます。
本当にもうどうでも良い。

(余談ですが都会部での雀はイタチも呼んでしまいがちになります。
田舎では食材が他にも豊富みたいです。)

一番水量の上がる谷尻は既に余剰水分により瓦が凍てに持っていかれております。

谷漆喰が塗っていないので手抜き工事とかいいかんげんにして欲しいのですが・・
現実は現場で身を削って来た職人だけが屋根診断する世の中ではないのでいかんともしがたし。

CA3I0082

一番留意して頂きたのは
上記写真の様に、剥離堆積した漆喰と葺き土、置き土が入り隅の軒樋に溜まり
フローした雨水が下屋根を高確率で漏らしてしまった際。
改善工事云々より先立ちまして

全く望んでいない
むしろ日本瓦の耐久性・対候性・意匠性に惚れている方々まで
脅し文句は多種多用では御座いますが
御都合見積りに付き合わせられる可能性が高い事で御座います。

先代が次世代の為に残してくれた家屋
家族の誕生とお祝い事が刻まれた家屋
満員電車の中、蒸れた革靴と共に歯を食いしばって守って来た家

営みの大小は人それぞれでは御座いますが、
ここにこそ心技を置かない訳には参りません。

プロにお任せ・匠・業界一位・だれそれ云々もお勧め!

この様な文句(キャッチコピー)は私が鉄製の乳母車に乗って
手足をぶん回していた頃から存在しておりますので・・・・

スミマセンどうでも良い (笑)