2014年09月28日

(モニエル塗装の結果)

CA3I0707上記写真はモニエル瓦の塗装後の写真で御座います。漆喰工事を施した後に塗装を掛けておりましたが、丸瓦垂れ面一杯に漆喰を塗っておりますので、当然雨は容赦してくれません。
CA3I0711三又近辺の首廻りの漆喰の剥離は、上記棟内部に常に水が干渉しており、隅木からの銅線釣り出しですから、南向き、隣接物の恩恵を受ける事の無い高台からの吹きあがりに対して、雨が干渉した棟内部の葺き土では簡単に振られてしまします。よってこの場合はズレではなく、振りによる剥離と判断致します。カッポンが竣工当時から定位置にあります事が裏付けで御座います。

立地環境とモニエルの現在の疲労度、施主さんの意向等踏まえ、漏れない屋根は粘度瓦による葺き替えかもしくは葺き直しの御提案と成ります。塗装を施された後のモニエルの危険度は下記写真の様にともすれば全面一次防水切れという惨事を招いている可能性が御座いますので、最低限度でありましても、一度地瓦の剥離清掃が必要である旨ご理解頂いております。今回の屋根は4寸勾配であった事が唯一施主さんの助け手となる良い知らせで御座います。何度も思いますが、屋根は塗膜保護との戦いでは無くて、堆積していく埃との戦いで御座います。屋根屋と塗装屋は診る視点が少し違っている場合が御座います。

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