2014年07月25日

28歳

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本日もいくばくかの事務作業、現場作業を終えまして、夕方に屋根診断をさせて頂いておりました。
何時も通りの屋根の塩梅です。

七寸丸で直すか?既存瓦で直すか?どちらでも施主さんの自由でございますが・・・
この雨が廻り過ぎている脆弱化(ぜいじゃくか)した葺き土に面土漆喰は無意味ですので御了承くださませ。

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また、壁際の仕舞ですが、ここは設計ミスの切ない招き箇所でもありません。設計ミスであったとしても、左は寄棟桁行き25以上ありますので、この壁際から地割すれば、外部漏水など引き起さない納め方は出来るはずだったのです。この部位がもし西面に向いて建てられておりましたら、アウトで御座います。幸い北面ですし、二階壁のタッパ(高さ)もしれておりますので、捨て谷はフローするものの・・といいますか利いていないものの現状部屋内に入っていない雨漏り箇所で御座います。

総じまして、
何時もの最善の修理工事をお届け致します。
このオレンジ和型はまだ28歳ピチピチパツパツで御座いますので大丈夫で御座います。
ピチピチパツパツで無くても、何時でも何とかさせて頂いております。

※私に工事依頼を頂いてもそうでなくても、全然大丈夫なのですが、この箇所の不備を見抜けない所は99%屋根屋ではありませんので避けた方がよろしいかと思われます。時代は結果の出ていない軽量の建材に葺き替えとか。あ~でも、施主さんの立場に立てば、普通の屋根屋探すのも力いりますよね。一次メンテナンスの結果常に水が廻っている棟なのに、耐震もへったくれもあったもんじゃ御座いませんよね。
軽量化も匠の技も自然災害で負ける時は負けます。
当店は何もないのに負ける工事の御提案は一切しておりません。(ごくごく普通で御座います。)

何も無い時に驚異的な費用対効果を残してきた屋根材が、瓦であり、トタンであり、アルカリの噛まない生板ガルバであり、勾配の制約はあれどアスベスト含有のスレート系であり・・・。(アスベスト含有と勾配が肝となります。何せ薄くて裏は無塗装ですし水返しもありませんから雨水の停滞率高ければ死ぬときは簡単に死にます。瓦は流れ行き短ければそれなりに緩勾配でも気張ります。笑)

上記の様に長年の下地と考察があってこその御提案と成る訳で御座います。

ん~何か話し事脱線致しましたが、

結局何が最強かと申し上げますと、適合勾配、適合水替えし、埃堆積箇所に対応する考察と、Rのある汎用性高い日本瓦、及びハゼ一発勝負になれど、0.5mm銅板落下水流無しの屋根・・。緑青の保護膜は異常耐久と・・・

昔からある建材でファイナルアンサーと成ってしまいます。(笑)

そうそう、今の淡路釉薬色物瓦は燻の白地に表層シリコンと・・

歴史に裏打ちされた耐久力に更に磨きを掛けている模様で御座います。