2014年07月20日

屋根の診断(お茶の間本位)

CA3I0177

本日も屋根診断等させて頂いておりました。ありがとうございました。
何時も通りに、このままだったら今に大変な事になるという脅し文句は一切使用せず、
施主さんが一番知りたい事、を淡々とご説明させて頂いて帰途につきました。

①の屋根の急所
軒唐草万十亜鉛釘錆び膨張で割れた後、軒天垂木折れが生まれました。放置した時間軸が前オーナー様共長すぎたのでモルタル共少し下がり気味に成っております。足場、人共入り込めない立地ですから、流れ行き3枚程瓦を撤去した後、下地補強とサラシでこれ以上軒に負担を掛けない工法で対処致す旨お伝え致しました。

②の屋根の急所
北西面のイチコロで仕上げた面土漆喰の剥離で御座います。イチコロの場合は塗圧を掛けれない特性と出面に甘さが残る事、また塗圧も同様に甘さが出る(薄い)ケースが多いので漆喰の塗り直しとなりますが、ただ、所々熨斗垂れからの巻き込み浸食や返り雨以外で、異常な面土の浸食が見受けられます。(特に余剰水流の派生し易いアンテナ廻り等)これが意味する事は暴風雨時に台熨斗勾配と共に棟内部の葺き土に干渉され、内側からの水流が派生している箇所があるという事で御座います。これを無視してセメント系漆喰やモルタルを塗り込みますと今まで漏れ無かった屋根が漏れだすという事態に繋がりますので、2、天熨斗 丸までは積みなおして合端に止水処理した後、面土漆喰が最も最善であると判断致します。

③の屋根の急所
建て増した後の止水処理の方法ですが、笠置や立面等水流が余り派生しない部位の釘穴のシリコン処理に異を唱える事は毛頭御座いません。
ただ、この箇所は西風を伴う雨が吹いた場合に普段の倍異常の水流が派生する水切りでありますので、シリコン処理の熱膨張剥離はそのまま体感出来る程の雨量を部屋内部に作ってしまいます。ここは一枚物で再水切り工事すればどの様な壁面サイディングからの雨量でも対応出来る旨をお伝えさせて頂きました。当然ど真ん中脳天釘打ちパイルドライバーは致しません。

④の屋根の急所
何時もながらの緩勾配不適合建材使用屋根、及び塗装のコラボで御座います。一つ注意しなければならない点はこの時代のケラバ捨て水切りにはリブ(突起が付いておりませんので)晒し鋼板カバーの工事でありましても、この捨て水切りは毛細管で死んでいるという認識が必要で御座います。

⑤の屋根の急所
地瓦折れ継が広く棟幅を広く取っております。タコ足鉄線も既にありませんので、この屋根は既存瓦を使用しての棟の積み直しで御対応致します。雁足が例え通らなくても利き足を棟際で短くして強度重視で再工事致します。

⑥の屋根の急所
この状態では水切りの意味がありませんので、大袖垂れ上からもう一枚鋼板カバーを掛ける事で止水処理致します。(特に問題無し)

⑦の屋根の急所
庇軒板の腐食で御座います。原因はトタンの垂れと野地板の天が面一である事と全く隙間が無い事であります。普通はトタン垂れが野地板を隠す格好となっているはずなんですが、成っていませんので埃の堆積と共に年々廻り込む水の量は増えて参ります。垂れ下に鋼板を差し込み木部も鋼板カバー尚且つ少し隙間を作る事で問題は解決致します。後、0勾配のハゼはシーリングか、シーリング短冊で何の問題も無い庇に持っていけます。

CA3I0679親方。本日も御苦労様で御座いました。疲れましたか?

workman12 (1)はい・・。

 

CA3I0679茶の間の平安を守れましたか?

workman12 (1)はい・・

 

CA3I0679!!・・はいしか言わないぞこのおっさん。これはチャンス到来!

workman12 (1)はい・・・

 

CA3I0679私の事をすばらしい出来の良い部下と思いますか?

workman12 (1)はい。

 

CA3I0679ひひひっ・・。では御給金はジャーキー増量と、それとえ~と。え~と
そうそう!!お婿さん2人連れてくるっと。
ささ!!親方。肉球印でもよろしいので、この契約書にサインを御願い致します。

workman12 (1)は・・ いいえ!!

 

CA3I0347余力あるやん・・。

 

 

 

 

 

 

 

workman12 (1) はい!(笑)

※当店はハンコ要らずのキャンセル自由。ご家庭の事情は今日と明日では違う場合も御座います。そんな事より考察・考察で御座います。