2013年05月12日

屋根修理・雨漏り修理診断(加古川・桜井・神戸市)にて

シルバー加古川市御閲覧感謝致します。

H25年5月に屋根修理診断や雨漏り修理診断をさせて頂いた内容となります。先ずは加古川市から

この度の雨漏りの原因ですが、先ず20年前にコーキング工事と2階谷樋工事にて雨漏りが止まったという事。また、1年前程からまた雨漏りが発生したという御施主様の御意見から考察致します。20年前の雨漏りの原因は1階玄関部、1階玄関屋根漏水部の直上は御覧の様に塗る必要の無い漆喰で納められておりますが、地割に助けられて雨漏りの原因ではありません。壁面も健常です。明らかに2階谷樋の摩耗による穴開きが原因。その際2階軒鼻まで到達した雨水が間柱を通り、1階まで到達していたものと思われます。故に亜鉛鉄板で交換した谷樋によって、雨漏りは止まったのですが、今度は継いだ谷樋の隙間からの吸い上げが発生し、20年の時を経て1階の漏水が再発した物と診断させて頂きました。漏れたり漏れなかったりする理由ですが、内部の水道は二分化されていることもあり、野地上で複合している場合も御座います。次に2階の雨漏りの原因ですが、こちらはコーキング工事の折、差し替えた隅棟際地瓦におそらく鉄生釘もしくは亜鉛メッキ釘使用にての錆膨張による瓦割れまた欠き損じによる鳴きが主な原因ですが、谷樋交換時に余剰の欠損が下葺き材に被さっている可能性も無視できません。継いだ谷樋の吸い上げの始点が、肘棟近辺であるからです。瓦の穴のφ(直径)を広げていましたら20年位で割れ無かった物と思われます。以上の考察に加えまして出過ぎた漆喰と全く通気を失い、尚且つ凍ての原因を作り出す隅棟を竣工当時にお戻しすることにより、雨漏りは完全に直ります。応急処置を施工させて頂きました。今暫くお待ち下さいませ。

青緑・桜井市次に3寸勾配の切り妻の屋根雨漏りを桜井市にてさせて頂きました。

等外使用の青緑瓦ですが、まだまだ使えます。今回の雨漏りの原因ですが1も2も無く土止めの桟木が杉皮の密着力に甘えたのか?軒ズリ以外一本もありません。竣工前は田園であったという御意見より、地盤が駐車させて頂いた場所から少し右に傾いているかもしれませんので、軽度の地震の振動や風害により左側からの地瓦剥離が発生している屋根でした。当然右袖は飛び出しております。この屋根の流れ行きと勾配でしたら軒ズリの20番はさほどズレには関与しておりません。修理方法は至って簡単で、地盤沈下であれなんであれ左アンテナ際から地瓦の調整を施して流れ二枚置き程に地瓦を固定し、毛細管を殺しつつ、熨斗3段で尺5寸の棟幅を強いている棟を地瓦追い当てを含んだ再施工で、家の寿命まで必ず雨漏りしない屋根に持って行けます。応急処置を施工させて頂いて、暫く漏れない屋根にさせて頂きました。

 

 

神戸市・北区銀黒本日最後に神戸市北区での屋根修理診断の内容です。

5年前に漆喰工事をされた屋根で、大屋根3寸7分、下屋根3寸の銀黒入母屋の屋根です。下地は軒ズリ胴縁で土止め桟木は5分角、アスファルトフェルトの下地材に土葺きという格好です。陸棟と降り棟は特に問題は見当たらないのですが、隅棟台熨斗の勾配が水平過ぎます。これは竣工当時からの仕様となりますが、常に台土が濡れた状態ですので、土の凍結や砂状化また、20番隅棟胴巻き銅線に葺き土乾燥時、強アルカリまた強酸発生の繰り返しによる裂傷が躊躇でした、熨斗水流による摩耗でしたら胴巻きの裂傷は熨斗垂れ近辺に必ず発生致しますし、隅棟の長さが足りないので上記の様な判断と相成ります。また5年前の漆喰工事は丁寧かつ慎重に施工されているのですが、谷樋含めまともに水流を受けている箇所が多数存在致します。故、止め熨斗の水流を切る事と、隅棟の積み直し、また谷樋漆喰の再施工とピンフォール処理、トンネルの清掃等含めた御提案となります。雀口の漆喰は石灰系漆喰で施工されており、軒樋からの雨水の返りには弱く、また大屋根の流れや勾配の地瓦自重を支えるには万十唐草軒ズリ20番一本釣りでは心元ありませんので、雀口再施工の前に万十軒唐草の強度を上げる方が先決であると御提案させて頂きました。軒化粧ですので万十瓦頭にパッキンビスがベストでしょう。当然φには考慮しなければなりません。その折玄関正面大屋根の集水器、呼び樋、這い樋は新設した方が良いと思われます。下屋が外部雨漏りの内にです。

本日は以上となります。御信頼頂きまして誠にありがとうございました。!