雨漏り修理診断(京都市下京区)にて

 御閲覧感謝致します。京都市下京区にて雨漏り診断をさせて頂きました。

合計3か所の雨漏り箇所の先ずは一つ目です。

もともと亜鉛鉄板サラシ葺きの雨漏り後、溶剤型防水塗装、再度の雨漏りその後、ドブ谷に横樋施工、再度の雨漏りとお見受け致しました。元々の雨漏りの原因は亜鉛鉄板の(この場合摩耗ではなく)錆びや裂傷がおそらく確認出来た物と思われますが、それらは一要素にすぎず、溝谷の呼び込み不足とハゼ(鋼板の継ぎ目)の踏み倒しで生まれた雨漏りと診断致します。軽度の凹凸は防音シートの重ね張りで押さえ、再度のガルバニウム鋼板によりカバーを掛ければ問題無く雨漏りは直ります。鋼板笠木の再施工も必要で、現状出寸法が足らず、内外壁に余分な水量の負担が発生しております。

 

 

二つ目の雨漏りの原因です。

大屋根からの水流を捨て谷に頼る構造となっておりますが、捨て谷の上に瓦ガラで不陸調整を施した弊害は、経年で蓄積される、雨中に混じる埃、不純物の堆積を容易に産みだし、大雨時簡単に捨て谷折り返しを超えてしまいます。この取り合い部位は一度解体し水流の切れ重視で再施工すれば雨漏りは直ります。

 

 

最後の雨漏りの原因。ケラバ際の収め方。青丸の印が、それぞれ雁ぶり瓦下の葺き土をかすめる水流の始点です。 この部位の葺き方は地瓦を起こして(少し斜めにして)葺き直し、始点には捨て鋼板と内部シーリングその後雁ぶりを元に戻せば、雨漏りは直ります。

此の度は、当店に雨漏り修理診断御依頼、誠にありがとうございました 

 

 

この記事を書いた人

【鈴木 大輔・広子】

【鈴木 大輔・広子】

皆様こんにちは。ご訪問ありがとう御座います。
【屋根工房きのした】親方の鈴木大輔です。

このホームページの記事は2011年から全て私達現場の職人達で綴って参りました。殆ど何も情報が無い時代から、皆様から頂く御信頼と共に沢山の実例と気付きに支えられ様々な雨漏りを【必ず直す】という個人的な意志を全うさせて頂きました。ご迷惑をお掛けした事もございましたが本当にありがとう御座いました。

このHPではビル・工場・一般家屋を含めました雨漏りの事例や対処方法を86記事、技術考察記事を45記事程明記しておりますので御入用でしたら是非お役立てください。その中にはDIYで直せる雨漏りも混在していますが御自分でなさる際には安全には充分にお気を付け下さいませ。

引き続きまして今後共、何卒よろしくお願い申し上げます。
【全ては神様と皆様のおかげです】since 1999.10.3

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