大阪の空から屋根修理・雨漏り修理ブログ

危険なマンション屋根の修理対策(橿原市)

本日は写真のマンション屋根の崩落原因を調べておりました。

下地はC型鋼板にシートラス、コンクリート仕上げの後ボンタイル塗装、屋根形状はマンサードです。

こちらが使用されていたシートラスです。雨水が廻っている箇所は亜鉛気が抜け完全に錆びついております。ガルバニウム生板と強アルカリ接触による錆ではありません。

東側に無数に発生しているクラック(ひび割れ)から侵入した雨水が最終的に集まって来る箇所が崩落しております。

さて、

原因ですが、このマンサード屋根は4方向とも伸縮目地が施設してありません。※もうこれが全てです。※コンクリートは熱膨張と伸縮をしますから4方向合計100mを超える伸縮が建物東側に集中した結果この面のクラックが他方面に比べて躊躇に発生してしまいました。伸縮目地を施設してあれば、例え下地がシートラスといえどもここまでの亀裂は発生していない物と思われます。

現状はお住まいになられている方もおられ、非常に危険で御座います。

※改善方法※

出来てしまったクラックはVカット処理などで埋めてはいけません。現状このクラックがこれ以上の伸縮による亀裂を防いでいるからです。ここでコンクリートが遊んでくれているということです。ここを埋めてしまいますと今度は劣化しつつある残り3方向に負荷がかかる可能性がありますのでクラックは放置します。

その後、浮きや剥離を調べてその部分はC型鋼板にドリルビスで直接緊結し、笠木と屋根をガルバニウムの鋼板でカバーしてクラックから侵入する雨水を防ぎます。その後には他方面のヘアクラックや亀裂は埋めても大丈夫ですが、理想は4方向同じ処理が望ましく思われます。

本日は当店に御信頼をお寄せ頂きまして誠にありがとう御座いました。

(`・ω・´)ゞまた、読んで頂いてありがとうございます。明日も頑張りますぞ。

鈴木 大輔

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皆様こんにちは。ご訪問ありがとう御座います。
【屋根工房きのした】親方の鈴木大輔です。

このホームページの記事は2011年から全て私達現場の職人達で綴って参りました。雨漏り修理といえど殆ど何も情報が無い時代から皆様から頂く御信頼と共に沢山の実例と気付きに支えられ【必ず直す】という個人的な意志を全うさせて頂きました。ご迷惑をお掛けした事もございましたが本当にありがとう御座いました。

一般家屋を中心としビル・工場を含めた雨漏りの事例や対処方法を86記事、技術考察記事を45記事程明記しておりますので御入用でしたら是非お役立てください。その中にはDIYで直せる雨漏りも混在していますが御自分でなさる際には安全には充分にお気を付け下さいませ。

引き続きまして今後共、何卒よろしくお願い申し上げます。
【共に恵まれ共に喜びましょう】

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