2014年06月08日

手抜きとか簡単に言うべきでは御座いません。

CA3I0006

本日も屋根雨漏り診断や修理診断等あっちウロウロ、こっちウロウロさせて頂いておりました。
上記の写真は追い当てが一枚不足して、尚且つ、地葺き直後に棟を積んでいる
昔の第一次建築ブームの施工で御座います。丁度トントン屋さんが間に合わずビニトンが下葺き材として普及しだしてきた年代
昭和38年前後でしょうか。
この時から釉薬瓦が流行に乗り、大量に出回った時代でもあります。

さて、安売り施工の到来と共に、地瓦土葺き→乾燥時間を置かずに棟積み→面土漆喰と、左袖土量足らずなど、
幾多のイマイチな施工が傷痕として残っており、施工単価が余りにも安く、窯元も3等品含めて販売せざるえなかった当時

誰が一体得をしていたのか?

誰でしょう(笑)

何故この記事を連ねたかと申しますと、
今も昔も言葉尻が変わっただけで、本質は何も変わっていないと感じているからで御座います。

手抜きとは私は簡単には言いきりません。その時代の孫請けの悲哀を痛い程知っているからです。
(時代背景を知らない方は、お上品な診断となります。)

何れに致しましても、こちらの屋根は少し手を加えるだけで、最強の建材たる威風堂々とした茶の間の守護神に変わって頂きます。

私は現在43才で、シャワーを浴びる水が円を描かなくなりつつあるピチピチの肌が自慢の肉体労働者では御座いますが、

この当時の悲哀は他店の土盛り手として頑張っていましたから知り尽くしているので御座います。 😆