2013年11月11日

古い家屋・長屋等切り離しに関する注意点

古い家屋・長屋等切り離しに関する注意点の記事となります。

CA3I0468

基本的に昔の土葺きの工法の比重は斜め右下に重力が掛かっております。

切り離す前までは軒先の瓦やケラバ袖瓦がこれを一手に引き受けているのですが、この支点の支えを失うと土量の加減や横桟の間隔によりましてはズレ易くなります。

特に交通量の多い環境や勾配のキツイ屋根に躊躇に見られ、切り離しの際には建売メーカーが瓦ズレを熟知した上で表面上だけの板金仕舞いだけで無く、今後葺き出しとなる瓦の補強をするかどうか?が切り離された家屋に住む施主様の重要課題でもあります。

年数を経て、雨漏りが発生してお隣りとの兼ね合いもあり、事を荒立てたく無い故、自費で修理する施主様は人災を甘んじて我慢している訳です。(といいますか、そもそも解っていない場合が殆どで御座います。)

家屋の切り離し時において建売りメーカーと事前に相談し、シッカリと瓦の支点の強化を施す様に要請する事が例え少額の補修費用とはいえ無駄な出費を抑える秘訣でありますので覚えていてくださいね。