2016年09月29日

新建材早期劣化からの雨漏り

写真の屋根は上屋の雨水を直接下屋の積水瓦Uに流した為僅か15年で劣化してしまった雨漏りの事例写真です。

元々上屋に軒樋が施設してあれば、劣化速度は緩和出来たもののこの建材事態の耐久力は費用対効果に見合わない結果を残してしまいました。

理由は以下の
①アスベストを排除したことによる躯体耐久度の低下
②重ね幅を多く取り緩勾配用としながらも躯体裏面に停滞する雨水が防水性能の低い裏面に浸透する時間が長い
③同時に雨中に混じる埃の堆積がより乾燥時間を遅らせる
④軽量屋根ですが、躯体が薄く水分膨張した場合の遊びが無く割れる

以上4点が主な早期劣化の原因で御座いますが、屋根勾配と立地によりましては当てはまらない場合も御座います。

ですので、葺き替える際には廻りの屋根環境を考慮しながら建材の選択は慎重に考えて頂きたいと思います。
沢山の新型屋根材が販売されている中、同じ轍を踏まない屋根工事をお勧め致します。