2016年09月19日

家屋風・ビル風がもたらす雨漏り

家屋風・ビル風がもたらす雨漏りについての考察記事となります。
時代の変遷と共に、隣接する建物の環境で風向きが変わる時が御座います。
その際発生する雨漏りの事例。

こちらの屋根は向こうに見えますマンションが建つ前までは雨漏りはしておりませんでした。マンション建設と共に、マンションに当たり返って来る風が水流を堰き止め、水返しの無い地瓦の排水量を低下させてしまった故の雨漏りでした。風圧を伴う雨以外の日を除いて、一年中漏れる訳では御座いません。

此方の出窓パッキンからの雨漏りも同様。

家屋の隙間を縫う風が吹いた時のみ雨漏り致します。

此方の屋根も同様に後に立った建築物の影響が棟瓦に干渉しておりました。地瓦は水返しが施設してありますので難は逃れております。

こちらは強風圧の時のみ雨水が侵入する壁面です。散水テストでは絶対に再現出来ない雨漏り事例でした。建てた工務店の方も難儀し、解明に何業者か入られ、私も苦戦を強いられましたが、原因は、庇鋼板の垂れが強風圧の際に浮くという結果で御座いました。幾ら水をかけても解明出来ない事例の一つで御座います。

必ず風向きや風圧を熟考しませんと、中々発見には至らない雨漏りも沢山御座います。