2014年12月01日

軒折れからの雨漏り

御閲覧頂きありがとうございます。 😮

軒折れからの雨漏りの考察で御座います。下の写真が軒折れを起こしてしまった屋根です。

CA3I1020

何故この様な少し大規模な軒折れが発生してしまったのか御説明致します。

この屋根に使用している瓦は水返しの無い旧燻地瓦です。埃の堆積と共に発生する毛細管雨漏りが梁から軒鼻にかけて発生しておりました。
次に雨漏りした水は、梁と垂木を繋いでいる鉄釘に干渉してきます。ここで鉄釘の錆び膨張と垂木の劣化が進み徐々に鼻先が自重と共にだれて参ります。だれますと今度は地瓦の剥離が梁上で増し加わり明らかな漏水が発生致します。更に垂木の劣化速度が上がり、軒が折れてしまうという結果となる訳ですが、この箇所も普段目にしない箇所である事と葺き土の量がある程度雨漏りを吸収しておりますので急に折れてびっくりされる方もおられるかもしれません。

殆どが旧家屋の作りや垂木が細くピッチ(間隔)が広い屋根に発生いたしますが、修理可能で御座います。

CA3I0645

軒天廻りもお庭掃除の際に見上げてみてはいかがでしょうか。 😳