2014年11月30日

熨斗瓦水平化による雨漏り

御閲覧頂きましてありがとうございます。 😮

一口に熨斗瓦水平化と申しましても、経年によるものや元々勾配を殺し過ぎて葺き上げている屋根も御座いますので化というには不適切かもしれません。

2012.1.22大阪府の燻瓦屋根CA3I0677

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上記写真の棟瓦は水平化を引き起して雨漏りしております。 熨斗瓦は勾配によって排水量が左右されますから、ほぼ0勾配の熨斗瓦は簡単に雨を内部に招きいれてしまいます。

弊害は雨漏りだけでは無く常に棟内部が濡れて乾燥していない為に

①葺き土の凍ての発生(冬場)

②釉薬の無い防水能力の低い素焼きの部分からの熨斗瓦本体の凍て割れ

③屋根構造材木の腐食・鬼銅線劣化促進

④虫や苔の繁殖。めったに症例はありませんが蟻の巣になっている棟も過去御座いました。
この場合若干棟木が痛みます。

この様な場合でも使えない瓦は廃棄するしか無いとしましても
棟瓦の積み直し等で充分再生可能な場合が殆どですので、あわてないで下さいね。 😉