2014年11月28日

屋根の谷部分漆喰塗り過ぎによる雨漏り

昔から近畿で鎮座し続ける谷漆喰の塗り過ぎからの雨漏り考察記事です。
この谷の漆喰も要注意項目です。

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屋根の谷部分、亜鉛メッキ鋼板(トタン)や銅板、谷コイル、ステンレスなどで形成されております。

谷の勝手瓦(切って調性する事が前提)ですので小さな瓦も混在致します。

小さな瓦を安定させる為に土を置き化粧として漆喰を塗っている屋根が殆どですが、この最後の漆喰の出面が雨を呼び込んで参ります。

基本的に切った谷の瓦には垂れが無く水を切る機能が低いので屋根の勾配にも左右されますが、瓦の裏側にも必ず雨が廻ります。

屋根勾配が適合3寸ぎりぎりで尚且つ流れ行きが長い場合が最も危険で水下はもとより水上も雨に廻られる危険性があります。

谷漆喰を未だに塗る方もおられますので御留意下さい。(出面を最低限守り雀口変わりの漆喰なら問題御座いません。)

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雨に廻られて剥離した漆喰はやがて樋に溜まり、谷廻りの雨漏りだけでは無く入り隅の樋からオーバーフローして下屋根まで雨漏りするケースも御座います。(強烈な余剰水量が発生するからです。)

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こちらは谷の漆喰が一切無い谷の施工です。
谷の漆喰は塗らない方が屋根の為には良いと覚えていてくださいね。