2014年11月28日

漆喰の出過ぎとコーキングによる雨漏り

屋根修理や、雨漏り修理で最も御依頼の頻度が高い漆喰の出過ぎとコーキングによる雨漏りの考察記事です。
先ずは写真を御覧頂きます。

2011.11.13 奈良県オレンジ瓦屋根

 

2011.11.22 大阪府シルバー瓦屋根

棟の熨斗瓦から漆喰が飛び出しております。
これは元々塗ってあった旧漆喰を剥離し、尚且つ面土の出面の調整もしないままそのまま塗り上げてしまった工事です。
また、棟瓦のズレを止める為の所為であろうシリコンも塗られております。

これでは本来雨を避ける為の屋根瓦棟の機能が維持出来ません。
また、一番下の熨斗瓦。台熨斗の継ぎ目にもシリコンが塗っておりますので風圧を共にする雨の時には排水量が下がり雨漏りする危険性を孕みます。

中古住宅を御購入された方はしょうがないと致しましても・・
雨漏り修理を依頼する際には、出来るだけこういった工事は避けた方が良いと思います。

また、二次メンテナンス時には葺き替え工事の格好の的となってしまいます。
御留意下さいませ。

CA3I0087

CA3I0054

殆どが修理工事で雨漏りは直りますので慌てないで下さいね。

 

瓦止めコーキング
こちらの屋根も屋根漆喰の重ね塗りとシリコンによる固定工事による弊害です。2016.10.16に診断撮影させていただきました。

こちらのシルバー釉薬の棟瓦もシリコンによる排水量低下と漆喰の塗り過ぎにて雨漏りを引き起こしておりました。2016.10.1診断撮影させて頂きました。