2017年04月17日

DIY瓦屋根三年間だけ雨漏りしないで欲しい

長くこの仕事に従事していますと、3年間位雨漏りしない様にして欲しいというお声も聴きます。

その3年間の間に建て替えや売却、引っ越し、転勤その様な御家庭の事情が動くかもしれないので取りあえずの取りあえずで雨漏りを止めて欲しいという方への記事となります。

瓦屋根の雨漏りで実際に3年間漏らさなかった実例を挙げます。
立地や屋根の形態内容によりますけと御自分でできるかもしれませんが、充分注意してくださいね。

先ず瓦屋根の雨漏りの原因の大半は以下の④項目で御座います。

 

①棟瓦からの雨漏り

②銅谷板の穴

③平部地瓦の割れや毛細管雨漏り

④壁際の取り合い

 

それでは先ず①の棟瓦からの雨漏りを3年間防ぐ方法

写真の様に屋根下葺き材で雨漏りの原因である棟瓦を包んでしまします。
屋根下葺き材(ルーフィング)はホームセンターでも販売している所もあります。
緊結にはステンレス線を用いまして地瓦の隙間に引っ掛け、ちょうどボンレスハムみたいな感じで縛りあげていきます。
これだけで3年間は雨漏りはしません。
見た目はあまり芳しくありませんが大丈夫で御座います。

 

次に②の谷板の応急処置

谷に穴が開いている箇所がはっきり解りましたら、銅のテープやアルミテープ等の金属テープを貼り付ければ雨漏りはとまります。
アルミテープはホームセンターでも販売しております。
異種金属による電蝕(腐蝕)が起こりましてもアルミテープの方が腐りますので大丈夫。
これだけでも3年は持ちます。

実際に8年経過したこの工法を過去の施主様の現場で拝見致しました。
ただ、ピンフォールと言います目視出来ない穴も存在しています。
その際には上記棟瓦で使用した防水シートを谷板に上手く貼り付ければ3年間は雨漏り致しません。

 

次に③の地瓦の割れや毛細管の雨漏りへの対処

瓦が割れている場合はホームセンターで売っているシリコンコーキングを用いて割れた部分を張り合わせて下さい。
その際注意して頂きたい事は、瓦の重ね目の見えない所までしっかり塗り込む事と、埃を落としてから接着する事の二点に注意してください。
埃を落とさないと密着力が下がりますし水分も宜しくありません。
因みに写真の塗り方では雨漏りはなおりません。
写真の見えている割れ部分の最後までしっかり塗り込んで下さい。

割れていないのに雨漏りしている場合は?

此方の記事を御参考として下さい。こちらの工事は3年で不備が出る様な工事では御座いません(天災は除きます)

古い瓦屋根の雨漏り(諦めていませんか?)

 

次に④壁際の取り合いからの雨漏り

壁際の取り合い雨漏りへの対処は水切り板金と熨斗瓦の間に先に御説明した屋根下葺き材を出来るだけ奥に差し込みその周りをシリコンで固めます。
もしかしたら3年後に全ての予定が整って、やっぱりキチッと直そうという場合もありますでしょうから出来るだけシリコンの塗布場所は控えめにして下さい。
写真の屋根瓦の応急処置は3年経過しております。

 

以上の処置で3年位の間、御家庭の事情が整う迄、時間的余裕を生み出す事適います。

御閲覧頂きましてありがとう御座いました。 🙂