2013年10月11日

雨漏り修理・屋根修理を依頼する時の注意点

雨漏り修理・屋根修理を依頼する時の注意点①

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こちらの屋根写真は先の台風18号にて雨漏りしたという施主様のお問い合わせから屋根診断させて頂きました20年前に葺き替え済の3寸2分勾配の土葺きの青緑瓦53版の屋根です。

漏水箇所は軒から約500(50㎝)に均等な漏れ跡を確認。半径約50㎝丁度鼻母屋から入っておりますので当初は瓦桟が無く棟からの漏水が鼻母屋近辺の土止め桟木に直撃した物と予想して屋根に登りました。

結果は当時としてはかなりの土量と土止め桟木も1000ピッチ位置で確認。

もし、棟からの漏水でしたら先ず軒先から500には届けない。ハイトン(下葺き材)を蹴破る釘でもっと上方にて漏水が発生しないと理屈に合いません。

それに葺き土を削る水流痕も無く平部地瓦からの漏水は立地環境と物件が平屋故に先ずありえません。当然適合勾配であり雨返しも施設した地瓦です。20年位の屋根が埃堆積に負ける訳は無く何の問題もありません。

ここで棟直下を考えましたが、やはり棟木天井廻りには微量の漏水跡も無く、直下とも言い難い。棟木とはいかないまでも次の母屋で必ず引っかかるはずなんですが、それも無し。面戸の出面も適正です。

結果・・・今回の雨漏りは雨漏りでは無いと診断させて頂きました。天井裏には入れない家屋でしたが100%雨漏りではありません。施主様、ご自身も雨が落ちたり床が濡れた形跡を目視確認出来ずに雨漏りと決めつけてお問い合わせ頂いた前提により確実に雨漏りでは無いと断言出来ました。

ここで大事な事は、雨漏りでないから大丈夫と御提案出来る施工店を見つける事です。ともすれば、雨漏りから多大な費用のそれも無駄な費用の負担が発生して施主様ご自身も元々漏れてもいないのに雨漏りが直ったと勘違いするケースが生まれ出るからです。

今回は晒し板金軒天あたりに動物の足跡(多分イタチ)が確認出来ましたのでこれらを駆除・排斥する工事をお勧めする事で解決致しました。

ご自宅の財産を守る為に漏れたかどうかしっかり目視確認してから業者さんに診断依頼するようにしてください。

 

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壁際からの雨漏りについても同様で御座います。

上の写真は雨漏りは引き起こしていない屋根の写真です。壁際の瓦の納め方になんの問題も無く、もし漏れる可能性があるとしましたらサッシ下端や出窓の不備、壁のクラックが原因となります。

 

中古住宅をご購入された方の場合、御入居されてからふと視線を上にすると雨染みを見つけあわてて修理業者を探す方もおられると思いますが、その前に半年~1年程様子を見て、本当に漏れているかどうか目視確認してから業者探しに移ったほうが良いでしょう。

 

壁面のクラック処理及び塗装・捨て谷の施工・サッシの不備等の改善工事を前オーナー様が既に施工していた場合雨漏りの染みは部屋天井に残っているものの既に直っている可能性があります。

必要でない工事をしない為にも是非ご留意下さいませ。

当店は漏れていない屋根は漏れていませんと断言し全ての方に安心して頂いております。