2013年04月06日

雨漏り修理診断(京都市下京区)にて

 御閲覧感謝致します。京都市下京区にて雨漏り診断をさせて頂きました。

合計3か所の雨漏り箇所の先ずは一つ目です。

もともと亜鉛鉄板サラシ葺きの雨漏り後、溶剤型防水塗装、再度の雨漏りその後、ドブ谷に横樋施工、再度の雨漏りとお見受け致しました。元々の雨漏りの原因は亜鉛鉄板の(この場合摩耗ではなく)錆びや裂傷がおそらく確認出来た物と思われますが、それらは一要素にすぎず、溝谷の呼び込み不足とハゼ(鋼板の継ぎ目)の踏み倒しで生まれた雨漏りと診断致します。軽度の凹凸は防音シートの重ね張りで押さえ、再度のガルバニウム鋼板によりカバーを掛ければ問題無く雨漏りは直ります。鋼板笠木の再施工も必要で、現状出寸法が足らず、内外壁に余分な水量の負担が発生しております。

 

 

二つ目の雨漏りの原因です。

大屋根からの水流を捨て谷に頼る構造となっておりますが、捨て谷の上に瓦ガラで不陸調整を施した弊害は、経年で蓄積される、雨中に混じる埃、不純物の堆積を容易に産みだし、大雨時簡単に捨て谷折り返しを超えてしまいます。この取り合い部位は一度解体し水流の切れ重視で再施工すれば雨漏りは直ります。

 

 

 

 

 

最後の雨漏りの原因。ケラバ際の収め方。青丸の印が、それぞれ雁ぶり瓦下の葺き土をかすめる水流の始点です。 この部位の葺き方は地瓦を起こして(少し斜めにして)葺き直し、始点には捨て鋼板と内部シーリングその後雁ぶりを元に戻せば、雨漏りは直ります。

此の度は、当店に雨漏り修理診断御依頼、誠にありがとうございました 😛