2012年10月28日

本日の屋根修理・雨漏り修理診断 3軒まとめて

本日も屋根診断に従事させて頂いておりました。
一軒目の瓦ズレは、9月30日の台風17号による風害です。ケラバ際右袖の浮きやズレは、風による負圧による吸い上げや巻き上げによる欠損で御座います。ステンレス釘や内部コーキングを用いまして次に風に打ち勝つ施工を必ずお届けします。

二軒目の横樋の勾配不良による雨水のオーバーフローは、施工時からの不備もさることながら経年によります大気中の埃堆積や黄砂蓄積により、さらに重みを増し、より一層の勾配不良を生み出したものと診断致します。良い具合に二個の枡が取れますので修理は至って簡単ですので御安心を、万十唐草瓦の欠損は交換し、ガラスネット波板は施工不備ではなく完全な経年劣化、広大な空き地に隣接する立地条件ですので更なる風害に逢わぬようボルトでの施工を御提案致します。

3軒目の合計7か所の漏水の原因は、隅棟台熨斗の勾配不良と漆喰の出過ぎによる漏水であり、水を廻し出した隅棟は、更なる重みを増し隅鬼の銅線の緩みを生み出し、台熨斗は目地が空き、漏水量は葺き上がりより増したものと思われます。出過ぎた漆喰に更に水が廻るという現状の構造です。葺き土の多さや平部・地瓦の水落とし調整は捲り次第露呈されますので、必要でありましたらご説明致します。また流れ壁際の熨斗瓦からの漏水は、地瓦谷芯から二寸程ずれた裏屋根とは違い、水流の生まれる谷芯直上にまともに葺いてありますので、水流から逃れる事は出来ません。故捨て谷の追加が必須の地割りでございますが、捨て谷も施工されていませんので雨漏りとなります。また、1階ギヤ廻りの葺き止め箇所ですが、熨斗の滑落を留意する職人さんの仕事ですので、もとより壁、雨押えからの水を綺麗に返す事が出来ません。当然滑落防止を重視した葺き方ですので、熨斗2段目や3段目の葺き土の量も多く、勾配不良から入りだした雨は容易に水道を作りだしてしまします。おまけに地瓦も一枚足りません。風向きによる漏水となります。また、出窓板金仕舞いの折返しは、クラックと共にモルタルにめり込みつつ、平部の面積は少ないものの、逆勾配ですので、こちらの仕舞いを御治しする事は至って簡単で御座います。また谷鋼板の漆喰の出過ぎは今回交換を御希望という事ですので、漆喰の無い谷を新調し、耳の立ち上げや尻の折り返しに留意すればこの部位からの漏水、雨漏りは完全に治ります。隅棟同様に陸棟も積み直しにて、間柱を通り一階に到達する大量の雨漏りも完全に治りますので御安心下さい。以上を踏まえまして,ルーフィング(下葺き材欠損)を理由にした築28年のこれからの燻瓦の葺き替えは全く必要ありません。ルーフィングは新築当時から穴が開いています。雨が廻り出してルーフィングが破れ出すのです。板金のアスファルトルーフィングは熱膨張で敗れますが、鋼板自体の穴空きが結露以外の主な漏水原因です。

というような感じの日曜日を過ごしておりました。明日は、現場が近くですので、寝坊しても大丈夫と思われます.. 😆