2011年07月05日

雨押さえ 雨漏り 修理・補修(大阪府・吹田市)

さて今日は昨日現調以来を頂きました大阪府吹田市青山台の雨漏り修理にいってまいりました。早速見立て、実はこの時が一番楽しい時間帯でもあります。こんな感じの入隅雨漏り

irisumiamamoridesu

桟山芯が壁際に納まっていない、葺き仕舞いが逆勾配、万十裏に捨て谷無し(目視で確認)とはいえ、部屋内部の雨漏り箇所と照らし合わせても明らかに雨押さえの仕舞い方と見立て、捨て谷等費用の説明をした後そんな値段で出来るならと、快諾頂きましたので早速着工先ずは瓦捲りからはじめます。↓

tutiganureteimasu

壁際軒先万十葺き止め熨斗以外濡れていない状況から犯人は雨押さえ仕舞いと確定!

amaosaegenninnamamoredesu

この折り返し、葺き止め勾配を立ち上げようが捨て谷を入れようが、ルーフィングを引こうが、容赦なくこの折り返しが雨水をモルタル伝いに内部にご案内致します。しかしながら新築の施工工程を知っていますので無理も無い収め方ともいえますが、、、
そんなわけで先ずこの壁際に埋まった銅版をブッタ切ます。


hanasakinodoubannwokirimasita
次に壁際にシーリングを施した後SUS302、3、2mmステンレス鋼板で作った鼻隠しを装着

amaosaekanseidesu

これにてモルタル内部に雨水は侵入しません!それからこれまた自作0.27カラー鋼鈑で捨て谷を作って装着 !!   ↓

sutetanikanseidesu

チョット切って、折つけているのは雀口モルタル当が邪魔して壁際万十が暴れないためです。そしてお楽しみの土葺きたった2列ですが、、、

fukimodositeimasu

土盛りとハンマーで昔を懐かしみつつ修復これくらいの小さな屋根ですと糸いらずそして熨斗積んで、面土切って、漆喰塗って 、完成です。葺き止め熨斗瓦尻は桟瓦谷の水の通り道を考慮して漆喰を塗っています。当然雨押さえ尻より内側。


souinoatokannseidesu

銅版葺きを疑わなかったのは、もし銅版の腐食なら雨漏り箇所が一箇所で収まるわけが無いからです。この箇所の雨漏り初段階で目視できない小さな穴が数箇所同時にできます。腰葺きなら釉薬鉛の関係か酸性雨か、一文字垂れ直下が最初に劣化しだします。(金属収縮による磨耗もあるようです。)※こちらの考察は独自調査により現在完全に判明致しました※