2015年08月26日

小さな土石流(地瓦谷芯シリコンコーキング雨漏り)

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本日も残暑残る中
棟の積み替え工事をさせて頂いておりました。
やっと余裕も出て参りましたので、作業も捗ります。
差し替えた部位は北面棟直下で、この現場では一番水の停滞率の高い所で御座います。

夕方は雨漏り診断で現場からチョコっと移動。

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全面シリコン塗布の雨漏りです。
漏れた始点は当然谷芯。

雨が運んで来るのは水だけではありません。
雨水に混じる・黄砂・鉄分・あらゆる工業不純物

これらの不純物はいとも簡単に地瓦谷芯にあるシリコンを摩耗してきますので
(銅板の穴開きと原理は同じ)
一度開けられたピンホールは出口を確保する事無く野地板に干渉致します。
劣化した防水紙など屁のツッパリにも成りません。

長雨時等、地瓦谷芯は言わば
小さな土石流状態となりますので、この部位にシリコンは自殺行為と同意語で御座います。
(明らかに水流の派生しない部位との劣化速度が違います。)

雨漏りが止まるのは一時的。(この度の立地では約5年・保障対象外年数
日照時間の長い屋根面を皮切りに
全面漏水を引き起す可能性も御座います。

上記考察から外れ、少しだけシリコンを塗られただけの屋根を
目の敵として葺き替えに持って行く方も存在しております。
どうか御留意下さい。
(まぁ・・防ぎ用がありませんけど。)

私の保障はガキの頃より人様の屋根にお邪魔させて頂き、
立地・環境・数千の現場検証を携えつつ・・

私が負ける訳ない!保障で御座います。(笑)
もし負けたら・・
再工事と土下座。。 ここは全然笑えませんが
年数は切りません。 
心優しい・正確無比な屋根屋であり続けたいからです。