2015年01月23日

凍て割れ瓦の差し替え

CA3I0558

本日は凍て割れ瓦の差し替えをさせて頂いておりました。

北面二階が日照時間を遮ると共に山間部という立地で御座います。棟を超えて西側の地瓦は一切凍てていない屋根ですから東側の凍ては多いに北東の風が運んで来る埃と普段の雨の中に混じるゴミが関与しております。北東の風だけなら桟が凍てる理由には弱いと判断できるのですが直近に壁面がありますのでここで一旦返され差し込み側に埃の堆積を生み出した物と考えられます。雨の堆積量の少ない軒天直下は凍てていません。また軒樋に堆積していました最近の落葉樹も現在2棟の軒樋突きつけの環境といいましても西側より東側が多かった事が裏付けと相成ります。

徹底した清掃と凍て割れ瓦の交換で御対応させて頂きました。

こういった少し環境の厳しい立地の営繕にこそ薄くて軽い屋根材を選択するならば瓦裏面にも考察を置いている建材の選択が必要となります。この環境で雨漏りせず40年頑張れたのは日本瓦(水返し施設)である事と杉トントンの下地通気性尚且つ土葺き(結露吸収・毛細管抑制)であったから故と言えるでしょう。