2015年01月22日

谷漆喰の改変

CA3I0529

先日から始まった漆喰工事と共に谷瓦の調整をさせて頂いておりました。
瓦裏に伝う雨水が漆喰に年中堰き止められて素焼きの部分が凍てております。素焼きの部分は水の浸透率が高い為濡れた土を干渉させない工夫が必要です。また谷は元々日照時間が他の部位より短いので乾燥時間が遅れます。

谷漆喰を面まで塗る唯一の利点は雨水の直下率が下がりますので銅谷の場合、摩耗による穴開きの進行が遅れる事ですがそれを差し引いてもデメリットの方が多過ぎます。
瓦本来の耐久の低下、谷尻吊り子から雨漏り、広小舞の腐食の原因にもなりますから改変をお勧めさせて頂きました。

 

 

 

CA3I0534

こちらの屋根は捨て谷が機能していない状態でしたので水切りを施設させて頂きました。
双方の屋根共外内部問わず雨漏りの心配はもう御座いません。 😀