2014年09月01日

屋根屋の目

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本日もまだ明けきらない町に戦いのラッパが鳴り響きました。
さっそうと、出発で御座います。

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あかん・・

作業がダメなら診断と、、御無理言って無理やりお邪魔させて頂いておりました。

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①の屋根はその他複合型ではありますが、メインは劣化塗膜ダム現象&毛細管&緩勾配&軒の出足らず裏走り&ドレン詰まり&ガラリ直下這い樋返り雨&壁面空洞化&クーラー配管ビス止め塗装水たまり&いい加減にしろよ落ち葉が原因で御座います。

②の屋根は経年劣化です。何だか平和な気分になります。

③の屋根は・・漏らされた屋根

(旧漆喰を撤去せず重ね塗り、当初、青石綿を入れていたんですが時代と共に無くし(これは仕様がありませんね。)、スサの変わりにグラスウール?ガラス繊維?を使用していた重ね塗りの人御用達の製造者が未だに不明で電話のしようが無い建材(剥がれ難いのは事実です)建材の値段は上がったのですが、スサ代わりのグラスウールも30%位減らしてきているから割れやすくなり、もう使いたくない漆喰が使用しております。)ある日、溜息と共に在庫は捨てました。DIYの人には結構人気かもしれません。

漆喰が取れているから塗ってあげます。という事だったらしいのですが、元より、漆喰が取れた理由は一体何だったのか?施主さんは説明を受けておりません。

※葺き土が乾いて割れているから葺き替えをお勧めしますとかいう診断も同時に受けていたそうです。正直親方変えた方がよろしいかと思います。

簡単に言いますと、棟の内部の葺き土に雨が干渉されている場合はその出口として真っ先に面土を狙ってきます。ここでまともな屋根屋が診たならば、棟の部分積み替えか若しくは全面積み替えの御提案となるのが普通で御座います。また、漆喰工事のみの場合、
実際現場で葺いて来た人間でしたら、地割りやら納め方やら仕舞い方を見て、先ず棟の内部に雨が干渉されている可能性は低いと判断し尚且つ、立地的にも出面正常で膜厚が薄い為に返り雨や吹き降りで、浸食を受けたかな?と判断し漆喰工事の提案と成る訳です。
そして古い漆喰を撤去して面土の調整をしている時に雨が干渉されている一部の部位を発見しましたら、少し捲って土量の調整を計ったりしながら漆喰工事はいよいよ完了に向かっていくのですが・・・・。(これが屋根屋の目です。)

そんな事関係ねぇ!取れたから詰める!それもセメント系でしっかり強く水の出口もろとも塞ぐんや!。(水の出口って何や?)
わいらは塗っただけや!漏れたのは経年劣化ちゃうか?みたいな感じの方にいじられたら

も・れ・て・あ・た・り・ま・え

何と申しましょうか、注意しようがないでしょうけど、注意するしかありません。
この屋根は数年前の漆喰が取れたまんまの方が排水的には良かった屋根で御座います。