2014年01月26日

墓門(起くり銅板屋根の修理)

墓門workman12 (1) 先日の土曜日は、墓門の軒裏板銅板屋根の修理をさせて頂いておりました。80年前の墓門でありますが、厚み0.5mmで酸性雨の影響等皆無です。吹いた純銅緑青の間に滞在する水膜等で、降雨からの落下水流に対する摩耗も抑制しております。要するに厚みさえ取れば銅は一生物である事は間違いない事実で御座います。ある程度摩耗されても次は水膜が保護してくれるという事です。応用はいくらでも利きますが、現在の副資材もかなり優秀で御座います。

さて、裏板が剥離した原因の一つに、修行僧の方々が棟際ゼロ勾配のハゼを樹木伐採の際踏み倒していた事が一つと、軒鼻に垂れを作っていない事による吸い上げ。また銅の釣り子に鉄釘を使用した事による電蝕があげられますが、やはり一番はハゼを踏み倒してしまった事です。

 

 

軒裏板銅釘打って止めてと言うわけにもいかず、裏板は再生して寸借を竣工当時より5分長めにして再施工させて頂きました。

 

衾に・・

銅版に・・

ステンレス釘をぶっ放している業者は私共では御座いません。(笑)

鬼板も私共の施工では御座いません。

 

取りあえず機嫌よく直った屋根を見て。任務完了で御座います。! 😛

何時もの様に帰りは先輩ののぶりんと私でお好み焼きほばりながら考察談議で日が暮れていきました。 ありがとうございました!!